2012年5月30日水曜日

NPW広報(関連書籍の紹介)/ 『「改革」政治の混迷』


ニュー・パブリック・ワークスの活動をご支援いただいている佐道明広先生(中京大学総合政策部教授)の新著を紹介します。




以下、吉川弘文館ホームページより。

「改革」政治の混迷 1989~ -現代日本政治史⑤-


「改革」の時代はいつまで続くのか。
海部俊樹・宮沢喜一から 細川護熙・小泉純一郎を経て 菅直人・野田佳彦まで。

【内容】
激動の昭和が終わり、バブル崩壊とともに幕を開けた平成日本。55年体制の終焉と政界再編成により、日本政治は新時代を迎えた。90年代から今日にいたる「失われた20年」を通して語られた「改革」とは何か。冷戦の終結、湾岸戦争、9・11…、国際情勢が変化するなか、グローバル社会への対応にも目をむけ、現在とこれからの日本政治を考える。

【目次】
プロローグ 「改革」の時代のはじまり/「政治改革」の時代(危機は世界からやってきた/55年体制の崩壊と「政治改革」の胎動/非自民連立内閣の時代)/「失われた10年」と行財政改革の時代(自社さ連立内閣の時代/橋本龍太郎の登場/「凡宰」と「密室」)/小泉「構造改革」の時代(「変人宰相」の誕生/小泉政治の展開―丸投げと決断/小泉「構造改革」と日本政治の変容)/政権交代の実現(政権交代への前奏曲/民主党政権の誕生/政治混迷と震災)/エピローグ 「改革」の時代はいつまで続くのか

佐道明広著(260ページ)
刊行日(第1刷):2012年5月21日
定価:1,900円+税


関連情報

佐道先生は現在、ボストンのマサチューセッツ工科大学で、日本の政治、安全保障政策研究のオーソリティでもあるリチャード・J・サミュエルズ教授らと研究活動を共にされています。

2012年5月23日水曜日

NPW広報(関連書籍の紹介)/『香りで難病対策』


ニュー・パブリック・ワークス理事の川口健夫薬学博士(城西国際大学環境社会学部教授、当法人設立社員・理事)の著書を紹介します。



以下、川口健夫研究室ホームページより。
http://www1.jiu.ac.jp/~tak56/Nbook.htm


香りで難病対策 -ウイルス病とアレルギー疾患-

原因不明のアレルギー疾患と治療薬のないウイルス感染症
現代医学と薬物療法に残された最大の課題に「香り」で挑む!

【内容】
本書では、免疫系のメカニズム、ウイルスの実像、発癌との関係、および各疾患について概説し、個々の症状に有効性が期待されるハーブとエッセンシャルオイルを列挙しました。
現代医療でも治療が困難な状況下に、補完的、時に主体的に植物と香りの力を利用して、健康を維持するための方法が理解できます。
図、イラスト、写真を多数掲載することで、ウイルス、免疫、植物を解り易く解説していますので、生理学や生化学の基礎も自然と身に付きます。
巻末の用語解説は、ウイルスとアレルギーの小事典としても利用できます。

【目次】
1.ウイルス感染症と抗ウイルス作用/ウイルスの構造と抗ウイルス物質/抗ウイルス作用を示すエッセンシャルオイル/ウイルス感染症/発がんに関するウイルス
2.忌虫作用のあるエッセンシャルオイル
3.アレルギー疾患と抗アレルギー作用/アレルギー反応のメカニズム/アレルギー反応に作用するハーブとエッセンシャルオイル/アレルギー性疾患/用語解説

川口健夫著(150ページ)
刊行日(第1刷):2011年7月
定価:1,785円


関連情報

川口健夫博士のこれまでの著書・訳書は以下のページで御覧になれます。
http://books.livedoor.com/bs/?type=author&word=%E5%B7%9D%E5%8F%A3%E5%81%A5%E5%A4%AB

2012年5月22日火曜日

NPW広報(関連書籍の紹介)/『日本の「国境問題」』



ニュー・パブリック・ワークス代表理事の上妻毅が執筆者の一人として論稿を寄せている関連書籍を紹介します。



以下、藤原書店ホームページより抜粋。

別冊『環』19
日本の「国境問題」 -現場から考える-

誰のための、何のための“国境”なのか?「境界に生きる人々」の頭越しになされる“領土問題”論議を一新する!


露大統領の国後島訪問、尖閣諸島問題、竹島問題……
事件が起こる度に騒がれる“領土問題”。
だが、境界地域の人々の「日常」や「生活」が注目されることはない。
実務者、企業家、政治家、郷土史家、研究者、ジャーナリストなど50名の多彩な執筆陣が、“領土問題”“国境問題”の議論のあり方 に再考を促す画期的特集。

岩下明裕=編(368ページ)
刊行日:2012年3月
定価:3,465円



上妻毅は、パートⅤ「台湾と八重山」にて、

「与那国・自立ビジョン」断想 -「国境地域政策」の欠落-


を執筆しています。

2012年5月21日月曜日

『沖縄復帰40周年』関連(その2)



以下、ニュー・パブリック・ワークス(NPW)提言より要旨等抜粋。


「日本復帰」に沖縄が求めたもの


「復帰運動」の意味


沖縄にとっての「復帰運動」とは?

・「人権」「自治」「平和」を求め、祖国日本に帰る/平和憲法の下に入る。
~これが「復帰運動」に託された沖縄の願いではなかったか?

・大山朝常元コザ市長(故人/1901~1999)
~「ヤマトは帰るべき祖国ではなかった」と言い残し、他界。

沖縄県民が「祖国復帰」に託した願い、希望は、果たして叶えられたのか?

・いまも変わることなく「沖縄」に集中し続ける米軍基地の重圧、変わらない基地問題の現実。
・日本全体で負担すべき安全保障の施設を、なぜ「沖縄」ばかりに負わせるのか?
・日本全体で負担すべき安全保障の問題に、なぜ国民全体で向き合わないのか?
・世界規模の米軍再編も進められる中、なぜ「沖縄」の基地は強化されるのか?
  ※実質的に放置状態の「普天間返還」、地元反対の中のオスプレイ配備...etc.

「日本復帰」に沖縄の民衆が求めたもの。この「原点」を忘れてはならない。


沖縄の「これから」


【基本方向】


Ⅰ.琉球/沖縄の歴史、固有の歩みの上に、県民自身の手で、沖縄のあるべき姿を創造する。

Ⅱ.守るべき価値(生命、平和、人権、環境等)、守るべき資産(自然、文化、アイデンティティ等)を守り、あるべき社会を実現する。

Ⅲ.21世紀の「万国津梁」として世界と結び、交流しながら、沖縄の風土に根ざした真の豊かさ等を追求する。


【新しい沖縄振興策(沖縄県重点政策)への視点】


①新たな産業振興の推進

→特に「国際物流拠点産業集積地域」を大胆かつ戦略的に展開。

②離島振興の総合的推進

→海洋国家における「離島」の多義的な重要性をふまえ、新しい離島振興策を多角的・総合的に推進。

③基地の跡地利用と県土の再生

→沖縄の「県土」と「社会構造」の再生に向け、軍用地の早期返還と着実な跡地利用を最重要課題として促進。


【5つのテーマ】


1.国際

 21世紀の万国津梁「国際都市OKINAWA」を創る。

2.離島

 離島苦(しまちゃび)を克服し、海洋島嶼圏として自立する。

3.基地

 県土と社会構造の再生のため、軍用地の早期返還+跡地利用を促進する。

4.人権

 基地問題の不条理・不公正等を正すとともに、「人間の安全保障」の拠点を形成する。

5.教育

 教育を‘新しい邦づくり’の基本とし、郷土と世界に貢献する多様な人材を育成する。
 ※小規模離島を含むすべての子どもたちに、公平な高等教育機会を創出する。...etc.

20120518 New Public Works


『沖縄復帰40周年』関連(その1)


ニュー・パブリック・ワークス理事の角谷浩一氏(ジャーナリスト、当法人設立社員・理事)がニュースアンカーを務める下記の番組が、沖縄の日本復帰(施政権返還)から40年を迎えた5月15日、現地(那覇)から生放送でオンエアされました。

番組概要

ニコニコ生放送

角谷浩一と松嶋初音のニュースバックヤード in 沖縄

沖縄返還40周年の5月15日(火)夜8時からのバックヤードは、「角谷浩一と松嶋初音のニュースバックヤード in 沖縄」と題して、沖縄からお届けします。
ゲストは、元沖縄県副知事の吉元政矩さんと元『噂の眞相』編集長・発行人でジャーナリストの岡留安則さん。今後の沖縄について考えていきます。
ニュースアンカーは、政治ジャーナリスト角谷浩一、アシスタントは、松嶋初音。
ユーザーのアナタはコメントとメールで、ドシドシ意見を言って下さい。

アクセス

※視聴にあたっては、会員登録等の手続きが必要となるようです。

法人設立関連報告


2012年5月18日、法人設立届出書等の関係文書を品川税務署、都税事務所(品川出張所)に提出し、受理されました。